すなみほっとサロン

君津市周南公民館で実施している、認知症カフェ「すなみほっとサロン」の様子をお伝えするブログです。

緑の木々、季節の花、鳥のさえずり、みんなの笑顔―。
心安らぐ君津市周南公民館で、私たちは、認知症カフェ「すなみほっとサロン」を毎月1回実施しています。
温かい(Hotな)気持ちになる場所になってほしい、「ほっ」と一息つける場所になってほしいという2つの願いを込めて、「ほっとサロン」という名称にしました。
認知症のご家族やご本人、介護されている方、関心のある方にお声がけをして、お茶やとおしゃべり、お楽しみ企画、ちょっとためになるミニ講座などに取り組んでいます。
このブログでは、すなみほっとサロン運営委員会スタッフが各回の様子などをお伝えしていきます。

“語りべ”さんを囲んで

今回は参加者・スタッフ・関係者、計26名の参加をいただきました。

先月にひき続き、子供たちは夏休み真っただ中!

今日も“小さなスタッフ”は、一生懸命に皆さんをお迎えする準備をお手伝いしています。

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数日ぶりの晴天で気温もグングン上昇し、強い日差しが肌を刺すような陽気にもかかわらず、皆さまが続々とサロンにお集まりくださいました。

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1分間体操のあとは

“語りべ”の藤村タカ子さんを囲んでのお楽しみタイム。

“語りべ”とは、昔から伝えられているその地方の昔話や民話などを今も語り継いでいる方のことです。

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藤村さんは岩手県遠野市のご出身で、今回はお母様から聴き継いでいらっしゃる遠野の民話・笑い話などを3編お話くださいました。

穏やかで味わいのある方言で語られ、最後は「どんと晴れ〜」(“めでたしめでたし”の様な意味)と優しい笑顔で締めくくられる“語り”の世界に、あっという間に引きこまれていきました。

“語り”の合間にも参加者全員で日本各地の方言の話題などで盛り上がり、たくさんの方から『ぜひまた来て欲しい。お話を聞きたい』という声が!

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後半のミニ講座は、薬剤師の冨沢道俊さんから、残薬についてのお話・かかりつけ薬局やお薬手帳についてのお話など、知っていそうで知らないお薬のことを教えていただきました。参加者にとって身近なテーマで矢継ぎ早に質問が繰り出し、予定時刻いっぱいまで明快にお答えくださいました。

 

最後は『今月の歌』

ハーモニカとギターの演奏と共に、大きな声で歌いました。

来月は 9月15日(金)13:30〜

皆様のお越しをスタッフ一同お待ちしています。