すなみほっとサロン

君津市周南公民館で実施している、認知症カフェ「すなみほっとサロン」の様子をお伝えするブログです。

緑の木々、季節の花、鳥のさえずり、みんなの笑顔―。
心安らぐ君津市周南公民館で、私たちは、認知症カフェ「すなみほっとサロン」を毎月1回実施しています。
温かい(Hotな)気持ちになる場所になってほしい、「ほっ」と一息つける場所になってほしいという2つの願いを込めて、「ほっとサロン」という名称にしました。
認知症のご家族やご本人、介護されている方、関心のある方にお声がけをして、お茶やとおしゃべり、お楽しみ企画、ちょっとためになるミニ講座などに取り組んでいます。
このブログでは、すなみほっとサロン運営委員会スタッフが各回の様子などをお伝えしていきます。

「どんと晴れ〜」語りべさんを囲んで

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10月20・21日、成功裡に終わった周南地区文化祭を彩っていたバルーンアーチが、今日も華やかにお出迎えしています。参加者・スタッフ・関係者合わせて27名が集まってのサロン開催。ありがたいことに早い時間からロビーにお越しくださった方が多く、スタッフも急いで会場準備をして皆様に早めにお入りいただきました。

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まずは恒例、本田店主の1分間体操からスタートです。

お茶タイムでは常連の方も、初めて参加の方も隔たりなくいつもの様に大きなテーブルのあちらこちらで会話が弾んでいました。

Trick or Treat!実は今日、お菓子は多めにご用意してみたんですよ♪もうすぐハロウィンですから(笑)

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お楽しみタイムは、昨年8月に引き続き“語りべ”藤村たか子さんにお越しいただきました。“語りべ”とは、昔から伝えられているその地方の昔話や民話を今も語り継いでいる方のことです。

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藤村さんは岩手県遠野市のご出身で、語りべであるお母様から聴き継いでいらっしゃる遠野の民話・笑い話の中から今日は『1ぱのワラを16ぱ』他、4つのお話を聴かせてくださいました。

どのお話もイントネーションがゆるやかな遠野の方言で語られ、最後は優しく「どんと晴れ~」(“めでたしめでたし”の様な意味)と笑顔で締めくくられます。今回も藤村さんの穏やかな“語り”の世界に浸ることができました。ありがとうございました。

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お茶タイムをはさんで、ミニ講座。第2回ほっとサロンで講演して頂いた、ケンモツ薬局の剣持義明さんに再度お越しいただき『お薬の副作用について』のお話を伺いました。

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認知症などの薬のお話をはじめ、運動や食事の大切さを伺いました。実際にふくらはぎや肩甲骨を動かす体操も教えて頂きながらみんなでやってみました。

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黒糖もご持参くださり、参加者全員で試食をさせていただきました。そのまま食べても柔らかくて美味しかったですし、コーヒーに入れて飲んだ方も「コクが出て美味しい」とおっしゃっていました。

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丁寧にわかりやすくご講演いただいてありがとうございました。

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最後は皆さんが毎月楽しみにしてくださっている「今月の歌」の時間。

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伴奏に合わせて大きな声で歌ったり、リズムに合わせて踊ったり、とても良い雰囲気です。

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今井さんもハーモニカをふきながら、優しく踊りのエスコート。ジェントルマンです!!

 

次回は11月16日(金)13:30~

スタッフ一同、皆さまのお越しを心よりお待ちしております。