つい先日、娘から 生け花の出展で招待状をもらった。場所は上野美術館でした。上野公園まで行ってみると桜は満開でした、驚いたことに、平日ではないのに桜見のお客さんそれも年配のお客さんが多い事、これでは東京もコロナは収まらない、
本題の生け花展に話を戻そう。
出展された生け花は、季節にふさわしく、どの作品も「華やいだ春」を感じた。
無粋な私は、生けた花を愛でるには程遠く、物珍しそうに鑑賞していたが、何かふと気が付いた。
生けた人の表題がどの作品もつけられていなかった。書道も絵画も写真展も必ず表題がつけてある。
いや待てよ!生け花の場合、表題は、観ている人が付けるのかと
娘に聞くと、あやふやな生返事。
そこで私は娘と二人で鑑賞した作品に表題を付けながら観て回った。生け花には生けた人の心があるのだな と。観る人は、その心を感じ取る。これが結構面白く、感動した作品も多かった。
店長 本田