すなみほっとサロン

君津市周南公民館で実施している、認知症カフェ「すなみほっとサロン」の様子をお伝えするブログです。

緑の木々、季節の花、鳥のさえずり、みんなの笑顔―。
心安らぐ君津市周南公民館で、私たちは、認知症カフェ「すなみほっとサロン」を毎月1回実施しています。
温かい(Hotな)気持ちになる場所になってほしい、「ほっ」と一息つける場所になってほしいという2つの願いを込めて、「ほっとサロン」という名称にしました。
認知症のご家族やご本人、介護されている方、関心のある方にお声がけをして、お茶やとおしゃべり、お楽しみ企画、ちょっとためになるミニ講座などに取り組んでいます。
このブログでは、すなみほっとサロン運営委員会スタッフが各回の様子などをお伝えしていきます。

蓮波住職のちょっとためになる話&オカリナ・サウンズコンサート

公民館に集まって開店準備をしている時は雨は降っていなかったのに、開店して参加者の皆さんがイスに座り歓談を始めたら、外は大雨に!

ザァーザァーと大きな音が響き、話し声が聞こえなくなってきたので、急いでマイクの準備をしました!

参加者、スタッフ、関係者35名での開催です。

はじめは本田店長のあいさつと1分間体操からスタート。

今日は、正源寺の蓮波住職にお越しいただき、「ちょっとためになる話」をうかがいました。

〇お彼岸について

〇“七”という数字について

〇六つの修行のお話(①布施②持戒③忍辱④精進⓹禅定⑥智慧

無財の七施(むざいのしちせ)のお話

「お金をかけない、無財のお布施がとても大事」

 ①眼施/優しいまなざし

 ②和顔悦色施/優しい笑顔

 ③言辞施/優しい言葉を使う

 ④身施/体が丈夫なら、手伝わさせていただく

 ⑤心施/悲しんでいる人はいれば一緒に悲しむ。喜んでいる人がいれば一緒に喜ぶ

 ⑥床座施/座る所を貸して差し上げる

 ⑦房舎施/家の内外をきれいにしておく

など、たくさんのお話を伺うことができました。

質疑応答では、写経のお話、卒塔婆(元は「ストゥーパ=塔」だったが、漢字であてはめられた)など次々に質問があり、一つ一つ丁寧にお答えくださいました。

会場内から「あ~(なるほど)」という感嘆の声がわき上がり、身近な話題をまじえた住職のお話には笑いが絶えませんでした。

参加者からは「1日聞いていても飽きない」「もっと聞いていたい」と声があがりました。蓮波住職、今回も「ためになるお話」をありがとうございました。またぜひとも、よろしくお願いいたします。

水分補給のあとは、今年の2月に好評だった「お題でビンゴ」を行いました。

今日のテーマは“都道府県”

25マスに都道府県を書き、1人ずつ順番に県名を言って、ビンゴをやりました。あっという間にリーチやビンゴになる方がいらっしゃいましたよ。

14時45分、オカリナ・サウンズのコンサートの時間となりました!

代表 小林さんのご挨拶でコンサート開幕です。

プログラムは

1,野に咲く花のように

2,夏の思い出

3,赤いスィートピー

4,みかんの花咲くおか

5,童神(わらびがみ)

6,四季の歌

7,また君に恋してる

8,川の流れのように

9,いのちの歌

10,里の秋

11,見上げてごらん夜の星を

12,コンドルは飛んで行く

参加者のみなさんは、優しいオカリナの音色にあわせて、一緒に歌ったり、体を揺らして音楽を楽しんだりしていました。その光景を見ていると、講堂の中がとても温かい空気につつまれている様に感じられました。

オカリナ・サウンズの皆様、素敵なコンサートをありがとうございました!今後ともよろしくお願いいたします!!

帰り際に「今日も来てよかった」「まずはできることから心がけるわ」「コンサートも素晴らしかった」と、たくさんの感想を聞かせていただきました。お越しいただいてありがとうございました。

 

次回は、10月20日㈮ 13:30~

スタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。

 

スタッフ 黒(美)